生体内セラミックスの合成 評価:優

閲覧数1,885
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    生体内セラミックスの合成
    1.序論
    無機固体材料(セラミックス)の中には、骨と直接結合する性質や生体内で分解吸収される性質を示すものがある。これらの特異な生体機能を示すセラミックスは、病気や怪我で損傷を受けた骨の機能を修復するために、臨床で使用されている。本実験では、骨を修復する機能性セラミックスであるリン酸カルシウム系化合物の合成を行い、その構造を解析し、物性評価を行うことで、セラミックスの合成プロセスを理解し、機器分析の基本原理を学ぶと共に、セラミックスの構造と物性の相関を知ることを目的とする。
    2.実験
    実験操作は実験指針に記載された手順に従って行った。
    ①セラミックスの合成
    水酸アパタイトの湿式法による合成を行った。用いた試薬の量は以下の通りである。
    カルシウム溶液調製        :炭酸カルシウム5.9752g、水300ml
    リン酸溶液調製          :リン酸二水素アンモニウム4.1179g、水300ml
    アンモニア-塩化アンモニウム緩衝液:2Mアンモニア水36ml、2M塩化アンモニウム4ml、水160ml
    ②多孔体の作製・分析
    成型圧50MPa、200MPaで多孔...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。