(1) テキストの第一章“The Americans”から第六章“The Chinese”までを読んで、それぞれの内容に関する自分の意見を日本語で述べなさい。
このテキストを読み終えたとき最初に感じた事は、「極論だなぁ」というものでした。なぜなら私自身、何人もの外国人の友人がいますが、そこには数々の個性が有り、必ずしもテキストに記載された通りの人格ではありません。しかし国民性や国柄などマクロな物事を他人に伝える場合は、このテキストの様にマイノリティを排除したステレオタイプでの物言いが、簡潔で物事を捉え易く興味をそそられるのも確かでした。各章に付けられている題名などは、その非常に良い例だと思います。
“勝つことが全てじゃない、勝つしかないんだ”―これは、アメリカ人の思想の根底を非常に良く表していると思います。彼らは自分の利益を最優先に考え、常にトップに立つこと追い求めています。アメリカンドリームと言えば聞こえが良いですが、一握りの成功者が富を独占し、たとえ罪を犯したとしても優遇されるのはどうかと思います。それから、彼らは常にジレンマに悩まされている事が良く分かりました。合衆国政府は世界...