判例百選民法Ⅱ(第三者の債権侵害と妨害排除、不信正連帯債務)

閲覧数2,432
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    判例百選 民法Ⅱ
    第三者の債権侵害と妨害排除 (最高裁28.12.18)
    不真正連帯債務―共同不法行為の1人が行った債務免除の効力 (最高裁H10.9.10)
    第三者の債権侵害と妨害排除 (最高裁28.12.18)
    【位置づけ】債権に基づく妨害排除
    【事案】
    A―――譲渡―――→ C――S22.6賃借―――→Y 建物建てて所有
    S13.7.1~20年間
    賃貸借期間満了    賃貸借契約   建物収去土地明渡請求
    B ―――賃借人の地位を承継―――→X 
    S20.3焼失
    【第1審・原審】YはXの借地権をもって対抗される立場→Xの請求認容
    【Yの上告理由】もともと本件土地に対してはYもXも同様の債権たる賃借権を有するに過ぎない
    →Xが優位の権利を有するわけではない
    【争点】Q.債権である賃借権(特に不動産賃借権)に
    物権的請求権類似の妨害排除請求権認められるか?
    A.認められる
    【判旨】
    民法605条             これらの規定により
    建物保護に関する法律         土地の賃借権をもって第三者に対抗できる場合は
    罹災都市借地借家臨時処理法10条   賃借権はいわゆる物権...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。