教育学概論Ⅱ第2分冊

閲覧数1,421
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    玉川 通信 教育学

    タグ

    玉川通信教育学

    代表キーワード

    玉川大学教育学概論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育学概論Ⅱ 第二分冊
    教育の場のあり方について多角的に述べなさい
     本稿では、教育の場のあり方について検討する。今日では、学級崩壊や子どもの教育の場として、家庭・学校・地域の側面からみて、それぞれどのような役割があるのかを述べる。
     まず、教育の場としての家庭には、しつけをする機能がある。これは、生後から自立するまで15年から20年程度と過ごす年数が長く、一日の中でも多くの時間を過ごす中で、親や兄弟との家族愛に基づいて、生活習慣などのしつけをうける場である。
    そもそも教育とは、古来から各家庭で行われてきたものである。親は子どもに対し、幼少期には社会的規範を身につけさせ、また少年期以降には職業技術の伝承といった役割があった。
    しかし、現代では職業選択が世襲ばかりではなく、個人の能力と嗜好で選ばれるようになり、一般家庭の子どもも学校で学問を修めるようになったため、家庭の教育機能は一部が学校に移譲されたといえる。
    このように、学校教育が出現したため、大半の家庭では親による職業伝承の役割が消失したといえるが、それでもなお家庭での教育の役割は大きい。
    その役割とは、家族の愛情に基づく社会性の育...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。