1、気象データ
天気 晴れ
気温 26.0℃
湿度 55%
気圧 1004hPa
2、実験目的
物質に対して力学的な振動、電場や磁場あるいは電磁波(光やX線)などの外場を与えて、それに対する物質の応答を測定し、物質内部の構造の情報を得るという方法は、物性測定実験において一般的、かつ重要な方法である。特に、物質が持つ固有振動数付近では共振により、大きな応答が得られることから、この共振現象について理論的背景および基本的な測定法を理解しておくことは、極めて重要な意味を持つ。
この実験では、抵抗器、コイル、コンデンサーを用いて共振回路を組み、共振状態を測定する。これらの素子は一般的には周波数依存性があるが、あまり振動数の高くない範囲では一定値となるので、共振曲線を定量的に解析することが容易であり、共振現象を理解するには都合がよい。
使用した器具および装置
インビーダンス整合器、周波数カウンター、発振器、オシロスコープ、デジタルメーター 2個、直列共振回路
実験方法
(i)、抵抗器、コンデンサ、コイルを接続して直列共振回路を組み交流電源をつなげた。
(ii)、オシロスコープを見ながら共振周波数...