(1)目的
ヨウ素‐チオ硫酸ナトリウム酸化還元反応を利用したホルムアルデヒドの定量を行う。
(2)理論
ホルムアルデヒド は と との反応から生じた次亜ヨウ素酸ナトリウム により酸化されてギ酸ナトリウム となる。
残った は と になるが、溶液に塩酸 などを加え酸性にすると を遊離する。
したがって、塩基性で一定過剰量の を加えて酸化し、酸性にしてからチオ硫酸ナトリウム 標準溶液で残存する を滴定する。
そして同様の操作で の代わりに を用いた溶液 との差を求め、ホルムアルデヒドを定量できる。
(3)実験に使用したもの及び方法
(3‐1)使用器具
20 ホールピペット、 10 ホールピペット 3本、 2 ホールピペット、
200 三角フラスコ 6個、 マグネチックスターラー、 50 ビュレット、
500 メスフラスコ
(3‐2)使用薬品
0.05 溶液、赤褐色で光の刺激でも反応してしまう
0.1 、無色透明で今回はヨウ素の滴定に用いる である。
1 、無色透明の液体で強塩基性をもつ
2 、...