道徳教育の研究

閲覧数1,170
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    乳児期の道徳性については、まだ自我・自己意識・自由意志は未発達なので、道徳以前の「無道徳」の段階である。しかし一方で、いくらか自己の客観視、聞き分けや納得、また他者を自分と同じ存在と認め、相手の立場に立つことも、でき始める。母親や教育者は、受容による愛着の形成が、子ども自身の、自信につながり、その後の自我や能動性の発達をもたらしていくため、受容による原信頼感の樹立を心がけることが求められる。

    タグ

    聖徳道徳

    代表キーワード

    道徳教育の研究聖徳大学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    第 1 課 題 第 3 設 題
    乳児期の道徳性については、まだ自我・自己意識・自
    由意志は未発達なので、道徳以前の「無道徳」の段階で
    ある。しかし一方で、いくらか自己の客観視、聞き分け
    や納得、また他者を自分と同じ存在と認め、相手の立場
    に立つことも、でき始める。母親や教育者は、受容によ
    る愛着の形成が、子ども自身の、自信につながり、その
    後の自我や能動性の発達をもたらしていくため、受容に
    よる原信頼感の樹立を心がけることが求められる。
    3・4歳から5・6歳頃を、「権威道徳」期と呼ぶ。大人
    社会の善と悪の価値観が内面化され、他律の道徳性は完
    成されていく。また幼児期は、大人への依存を基盤とし
    て自立に向かう時期でもある。幼児期の前半は、排泄な
    どの生活習慣のしつけなどを、自律感・達成感・自己肯
    定感をもって身に付けられるように促すべきである。幼
    2
    児期後半から小学校低学年は、道徳的「情・知・意」の
    三者がまだ未分化の芽生えの時期であるので、親や先生
    や大人たちによる、一貫性のある確固たるルールが、身
    近に存在することが大事になる。また子ども...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。