算数科教育法

閲覧数1,173
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『算数科教育の歴史(黒表紙教科書、緑表紙教科書、水色表紙教科書、単元学習、現代化、ゆとり)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ。上記を踏まえ、2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の特徴について述べ、その教育内容を自分の視点で考察せよ。』
    1902年、教科書疑獄事件を契機に、国家教科書制度が導入された。教育の国家統制が強まる中、ドイツの影響を受ける藤沢、イギリスの影響を受ける菊池らによって教育内容も一元化され、1905年、第一期国定教科書(黒表紙)が編纂された。厳格な数え主義のもと、数計算中心の算数教育を実現していった。幾何の内容は、計量の計算問題の一部としての扱いとなり、第5学年でのみ取り上げられた。国家の教育制度の確立に強力な推進力を担うものであったが、子どもの認識の発達を考慮したものではなかった。
    1900年以降、欧米の数学教育改造運動が、1910年以降の日本の研究者らによって学びとられ、教育を子どもの側から創りあげていこうという姿勢を生み出した。1918年に改訂が始まった第3期国定教科書では、高学年の図形の内容に、展開図、拡大・縮小等、図形の性質に関わる内...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。