吸収分光

閲覧数1,723
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    目的
    Fe(II)を中心金属とした1,10‐フェナントロリン(以下phenと略記)を配位子とする錯体の組成を分光光度計による光度定量法により決定する事を実験の目的とする。
    錯体の可視・紫外吸収スペクトルを測定し、錯体形成に伴って新たに生じる吸収帯を吸収位置、吸収強度の観点から分類することにより配位子場によるd軌道の分類に起因したd-dスペクトル、及び中心金属と配位子の間の電子遷移に対応する電荷移動スペクトルの特徴を把握する。
    実験方法
    1日目
    ・装置および器具
    1-1.使用前に器具の個数を確認した。
    ・試薬調整
    (a) 5×10-4M Fe(Ⅲ)標準溶液
    2-1.硫酸第二鉄アンモニウムを0.1100g秤量した。
    2-2.1.5M硫酸を5mlあらかじめ加え水を加えて、メスフラスコで500mlに希釈した。
    (b) 5×10-3Mおよび5×10-4M 1,10-フェナントロリン水溶液
    2-3.塩酸1.10-フェナントロリンを0.1011g秤量した。
    2-4.水に溶かした後、メスフラスコで100mlに希釈し5×10-3Mの溶液を調整した。
    2-5.この溶液から10mlを100mlメスフラスコに...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。