アジア史(第一設題)レポート

閲覧数1,826
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『儒教・道教・仏教は中国社会を理解する上で大きな意味をもつ思想である。これらのなかから一つを選択して、それを中国の歴代王朝がどのように取り扱ってきたのかについて述べよ』
     このリポートでは、はじめに儒教の創始者、孔子の略歴とその思想について述べる。そして中国の歴代王朝が儒教をどのように取り扱ってきたのかについて述べることにする。その際、儒教と関わりあってくる他の思想も、取り上げることにしたい。 ○はじめに 
    孔子は、春秋時代、魯の国に生まれ、洛陽で周の官吏から周の制度・儀礼を習った。孔子の思想の根本は、人と人を結ぶ最愛の心である「仁」である。そしてその「仁」が他人を尊重する態度や行動となってあらわれたものが「礼」であると考えた。彼は、「仁」と「礼」によって混乱した社会を治める徳知主義を唱えた。
     当時は、孔子の思想を受け入れる諸侯は無かったが、彼の死後、儒教は孟子などの優れた弟子たちによって支持層を広げた。そして漢代には、武帝に認められ、国教に定められた。以来儒教は、中国の政治や社会の指導原理として重んじられた。では具体的に歴代の王朝は儒教をどのように取り扱ってきたのかを見ていくことに...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。