教育心理学 科目最終試験 S0105 6設題 最新

閲覧数2,461
ダウンロード数47
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育心理学 科目最終試験 S0105
    1 象徴機能とは何をいうのかを明らかにし、その発生について具体例を示して解説しなさい。また、教育との関連でポイントを論述しなさい。
    象徴機能とは、今、そこにない物を呼び起こす働きをするという機能である。子どもは、1歳半から2歳にかけて表象能力を現しはじめる。今、目の前にない物事についても頭に思い浮かべ、自分で実際に行動してみなくてもその様子を頭に思い描く。つまり、具体的な知覚体験をもとに自分なりにイメージを構成し、それを利用して時・場所を変えて自分なりのやり方で活動するようになる。たとえば、中沢(1979)の観察によると、ある子どもは「ガアン・・・、ゴオン・・・」と言いながら長方形の箱を動かし、ときどき箱を止め、自分のからだの動きも止めて「プシュッ」と言った。電車に乗ったときのイメージをもとに、後日、家の中でその特徴を再現しているのだが、この模倣行為には箱を電車にみたてる活動、箱やからだを動かしたり止めたりして電車に乗っているふりをする活動が含まれている。ここでの箱や子どもの音声・しぐさは、電車という指示対象を意味するもの、すなわち象徴である。 象...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。