重金属と水質

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    環境省ウェブページによると、亜鉛は平成
    15

    11
    月に新たに環境基準生活環境項目
    に追加された項目である。基準値の対象は、塩化亜鉛や硫化亜鉛など亜鉛化合物をすべて含む
    全亜鉛である。その基準値は、河川及び湖沼においては
    0.03mg/ℓ
    以下、水生生物の生息する
    海水域では
    0.02mg/ℓ
    以下、水生生物の産卵場又は生育場である海水域は
    0.01mg/ℓ
    である。こ
    の亜鉛の環境基準項目は、全国的な水域における亜鉛の検出状況を鑑みて設定された。水質汚
    濁防止法第
    16
    条に基づき行われている、全国的な調査である公共用水域常時監視結果(平成
    3
    年~
    12
    年)で亜鉛が目標値を超過する地点が多数見られた。具体的には、淡水域で
    2,294 /
    20,164
    、海域で
    179 / 4,684
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    項目に追加されることとな。
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    環境省ウェブページによると、亜鉛は平成 15 年 11 月に新たに環境基準生活環境項目
    に追加された項目である。基準値の対象は、塩化亜鉛や硫化亜鉛など亜鉛化合物をすべて含む
    全亜鉛である。その基準値は、河川及び湖沼においては 0.03mg/ℓ 以下、水生生物の生息する
    海水域では 0.02mg/ℓ 以下、水生生物の産卵場又は生育場である海水域は 0.01mg/ℓ である。こ
    の亜鉛の環境基準項目は、全国的な水域における亜鉛の検出状況を鑑みて設定された。水質汚
    濁防止法第 16 条に基づき行われている、全国的な調査である公共用水域常時監視結果(平成
    3 年~12 年)で亜鉛が目標値を超過する地点が多数見られた。具体的には、淡水域で 2,294 /
    20,164 地点、海域で 179 / 4,684 地点、特別域で 418 / 4,684 地点である。このため、政策
    として規制をはかり、公共水域での亜鉛濃度を低減させることが求められ、環境基準生活環境
    項目に追加されることとなった。
    富山県ウェブページによると、平成 18 年 11 月に亜鉛の排出基準が改正され、従来の
    排出基準 5mg/ℓ...

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