わが国では生活保護法における「要保護者」と「被保護者」の割合である捕捉率が低いが、その要因と補捉率を高めるための方策について論じなさい。

閲覧数2,695
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    今回このテーマでレポートを書こうと思い、インターネットや図書館で「捕捉率」について調べてみたが、厚生労働省では捕捉率について推計していないことが判明して、正直驚いている。2006年度からは、申請率は集計するようになったということである。2006年度は35万8276世帯が相談に訪れ、そのうち15万5766世帯が申請したということである。申請率は全国平均で44.7%であった。しかし、これは「申請率」であって、捕捉率ではないし、申請できたからといって、生活保護が受けられた世帯ではないということである。そして、その生活保護を決定する基準も所得はもちろんだが、地域性や世帯人員など判断基準が明確ではないようである。まして「水際作戦」と呼ばれている、申請目的で役所へ行っても、相談扱いにされて、申請ができないという実態があるようです。
    捕捉率が低い要因として私が考えるのは、地方には多いと思うのですが、生活に困窮していても土地や家屋等の資産があるために生活保護を受けら

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    わが国では生活保護法における「要保護者」と「被保護者」の割合である捕捉率が低いが、その要因と補捉率を高めるための方策について論じなさい。
    今回このテーマでレポートを書こうと思い、インターネットや図書館で「捕捉率」について調べてみたが、厚生労働省では捕捉率について推計していないことが判明して、正直驚いている。2006年度からは、申請率は集計するようになったということである。2006年度は35万8276世帯が相談に訪れ、そのうち15万5766世帯が申請したということである。申請率は全国平均で44.7%であった。しかし、これは「申請率」であって、捕捉率ではないし、申請できたからといって、生活保護が受けられた世帯ではないということである。そして、その生活保護を決定する基準も所得はもちろんだが、地域性や世帯人員など判断基準が明確ではないようである。まして「水際作戦」と呼ばれている、申請目的で役所へ行っても、相談扱いにされて、申請ができないという実態があるようです。
    捕捉率が低い要因として私が考えるのは、地方には多いと思うのですが、生活に困窮していても土地や家屋等の資産があるために生活保護を受けら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。