第24回:中止犯

閲覧数1,715
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

                       
      
    第24回  レポート課題  「中止犯」
    ケース
     かつて金庫破りの天才といわれたXは、長く足を洗っていたが、妻の治療費に困って、深夜の銀行に進入した。金庫を開け始めたが、悲しむ妻の顔が脳裏をよぎったため、続けられなくなり、金庫を開けずに途中でその場を立ち去った。しかし、いずれにせよその日たまたま金庫は空であった。Xの罪責を論ぜよ。
     一度、犯罪の実行行為に着手したものの、自らの意思でもって、その行為を達成せずに中止した今回の場合のような事例において、中止犯としてXの罪責を軽減することは可能であるか、という問題である。現代の刑法において、自らの良心...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。