ジメチルグリオキシム法によるニッケルの定量 評価:優

閲覧数10,848
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    有機沈殿剤であるジメチルグリオキシムを用いて、ニッケルを沈殿させ、定量する。
    ・実験操作
    (1)よく洗浄した300 ml容ビーカーに氏名を記入し、時計皿でふたをして、指定した所まで持参して未知試料を受け取った。
    (2)水を加えて全容積を約200 mlにしたのち、酒石酸0.3 gを加え、かきまぜて溶解した。
    (3)溶液をかきまぜながらアンモニア水を加えて弱アルカリ性にした。(弱いアンモニア臭がする程度)
    (4)煮沸近い温度まで加熱し、ただちにジメチルグリオキシム溶液(1%アルコール溶液)15 mlを加えた。
    (5)約1分間溶液をかきまぜ、ニッケルジメチルグリオキシムを沈殿させた。
    (6)ビーカーをしばらく静置し、上澄み液にジメチルグリオキシム溶液を少量(0.5 ml程度)加え、新たに沈殿しないことを確認した。
    (7)ビーカーを弱く加熱して、溶液を沸点近くの温度に保ち、沈殿の熟成を30分~1時間行った。このとき突沸に注意した。

    タグ

    実験考察金属イオン役割原因ルター時間定量重量

    代表キーワード

    重量

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    実験4
    ・テーマ
    ジメチルグリオキシム法によるニッケルの定量
    ・目的
      有機沈殿剤であるジメチルグリオキシムを用いて、ニッケルを沈殿させ、定量する。
    ・実験操作
    (1)よく洗浄した300 ml容ビーカーに氏名を記入し、時計皿でふたをして、指定した所まで持参して未知試料を受け取った。
    (2)水を加えて全容積を約200 mlにしたのち、酒石酸0.3 gを加え、かきまぜて溶解した。
    (3)溶液をかきまぜながらアンモニア水を加えて弱アルカリ性にした。(弱いアンモニア臭がする程度)
    (4)煮沸近い温度まで加熱し、ただちにジメチルグリオキシム溶液(1%アルコール溶液)15 mlを加えた。
    (5)約1分間溶液をかきまぜ、ニッケルジメチルグリオキシムを沈殿させた。
    (6)ビーカーをしばらく静置し、上澄み液にジメチルグリオキシム溶液を少量(0.5 ml程度)加え、新たに沈殿しないことを確認した。
    (7)ビーカーを弱く加熱して、溶液を沸点近くの温度に保ち、沈殿の熟成を30分~1時間行った。このとき突沸に注意した。
    (8)あらかじめ110~120 ℃で恒量にしてあるガラスフィルターで吸引ろ過した。ろ液に再...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。