94回薬剤師国家試験問127

閲覧数8,584
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 全体公開

    タグ

    資料の原本内容

    94回問127
      催眠薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
    長時間型のベンゾジアゼピン系薬は、短時間型よりも退薬による反跳現象を起こしにくい。
    ニトラゼパムは、入眠に至るまでの時間には影響しないが、入眠後の覚醒回数と時間を減少させる。
    フルラゼパムは、作用時間の短い催眠薬で、一過性前向性健忘を起こしやすい。
    エチゾラムは、GABAA受容体のGABA結合部位に直接作用して、Cl-の透過性を亢進する。
    ゾルピデムは、ベンゾジアゼピン系薬と化学構造は異なるが、ベンゾジアゼピン受容体に作用してGABAA受容体機能を亢進させる。
      1(a,b) 2(a,e) 3(b,c) 4(c,d) 5(d,e)
    解答 2
    ○ 
    × ニトラゼパムは、入眠に至るまでの時間を短縮し、入眠後の覚醒回数と時間を減少させる。
    × フルラゼパムは、作用時間の長い催眠薬で、一過性前向性健忘を起こしにくい。なお、作用時間の短い催眠薬であるトリアゾラムでは、一過性前向性健忘を起こしやすい。
    × エチゾラムは、GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に作用して、Cl-の透過性を亢進する。
    ○ 

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。