12人の先生方の話を聴いて、私は関先生の講義が一番印象に残った。最終回の授業だったということもあるが、エネルギー問題がわれわれ人間の生活に密着していて、前々から興味があった分野であったからだろう。先生の講義に対する所見や感想などを、レジュメにしたがって書いていくことにする。
まず資源枯渇問題について。私は高校で地学の授業をとっていて、その先生から「エネルギー資源の可採年数は10年前も20年前も変わらない」という事実を教えられた。エネルギーの消費量自体が減ることはない(むしろ増え続けている)が、日々開発が進み、新しい油田や鉱山が発掘されることでカバーしていることによるらしい。しかし資源は限りのあるものだから、結局いつかは枯渇してしまう。2001年の統計で可採年数が初めて前年より減少したという事実は、深刻に受け止めなければならない。近い将来、莫大な人口を抱える中国やインドの生活水準が上がっていくことを考えると、一刻も早く解決策を見つけなければならない。
関 統造先生の講義を聴いて
12人の先生方の話を聴いて、私は関先生の講義が一番印象に残った。最終回の授業だったということもあるが、エネルギー問題がわれわれ人間の生活に密着していて、前々から興味があった分野であったからだろう。先生の講義に対する所見や感想などを、レジュメにしたがって書いていくことにする。
まず資源枯渇問題について。私は高校で地学の授業をとっていて、その先生から「エネルギー資源の可採年数は10年前も20年前も変わらない」という事実を教えられた。エネルギーの消費量自体が減ることはない(むしろ増え続けている)が、日々開発が進み、新しい油田や鉱山が発掘されることでカバーしていることによ...