目的
自身の鼻腔・咽頭から菌を分離し、標準菌との比較から菌の同定を行う。この実験を通して、球菌の性状を理解し、どのような菌が健康人の鼻腔・咽頭に常在しているのかを学ぶ。
学習目標
1) 菌の操作法を修得する。
2) 菌の培養法を理解する。
3) 薬剤感受性の測定法を理解する。
4) 代表的な球菌の性状を理解する。
実習
A、球菌(標準菌株)の培養
被検菌を血液寒天培地に接種、培養し、コロニーの観察を行う。
[準備物]
・ 菌液(Staphylococcus aureus=黄色ブドウ球菌 , Staphylococcus epidermidis=上皮性ブドウ球菌 , Streptococcus pneumoniae=肺炎球菌 , Streptococcus pyogenes=A群連鎖球菌 , Streptococcus agalactiae =B群連鎖球菌, Streptococcus viridans=緑色連鎖球菌 , Neisseria sicca =ナイセリア菌)、サンプルチューブ7本/グループ
・ 血液寒天培地(1枚/各自)
・
[塗抹、培養]
(1) 血液寒天培地を裏側からマジックで2分割する。
(2) 白金耳が火炎滅菌(滅菌と消毒の項参考)
(3) 白金耳が冷えてから菌液を採る。
(4) 図のように培地の片隅に菌液?をなすりつけ、充分菌がほぐれたら白金耳でAのように塗抹する。
(5) 白金耳を火炎滅菌し、冷えたらBのように塗り広げる。寒天の柔らかい表面に傷を付けずに塗っていく。二重塗りをしてはいけない。
(6) シャーレを半回転し、菌液?を同様に塗抹する。(?と交差させないように注意する。)
(7) 塗り終わったふたに戻し、37℃で培養する。
目的
自身の鼻腔・咽頭から菌を分離し、標準菌との比較から菌の同定を行う。この実験を通して、球菌の性状を理解し、どのような菌が健康人の鼻腔・咽頭に常在しているのかを学ぶ。
学習目標
菌の操作法を修得する。
菌の培養法を理解する。
薬剤感受性の測定法を理解する。
代表的な球菌の性状を理解する。
実習
A、球菌(標準菌株)の培養
被検菌を血液寒天培地に接種、培養し、コロニーの観察を行う。
[準備物]
菌液(Staphylococcus aureus=黄色ブドウ球菌 , Staphylococcus epidermidis=上皮性ブドウ球菌 , Streptococcus pneumoniae=肺炎球菌 , Streptococcus pyogenes=A群連鎖球菌 , Streptococcus agalactiae =B群連鎖球菌, Streptococcus viridans=緑色連鎖球菌 , Neisseria sicca =ナイセリア菌)、サンプルチューブ7本/グループ
血液寒天培地(1枚/各自)
[塗抹、培養]
血液寒天培地を裏側からマジックで2分割する。
白金耳が火炎滅菌...