条件文句に用いられたwere to叙想法と叙想法未来(叙想法代用のshould + 原形不定詞)とを比較考察しなさい。
設題で与えられた比較考察をする前に、まず条件文句とは何か、その定義付けから始める。条件文句は条件の副詞文句とも呼ばれ、接続詞ifやunless(= if …not)のほか、群接動詞on condition (that), in case (that), suppose(= supposing)(that), provided (that), granted (that)などや、口語ではso only, so that, so long as(いずれもif onlyと同義)などに導かれる文章のことである。つまり条件文句とは、「もし~ならば・・・だ」という文章の、「もし~ならば」の部分であると捉えれば間違いはないであろう。
条件文句の述語動詞は、その帰結、つまり主文句の述語動詞と関連させて考えなければならない。条件文句と主文句からなる分を条件文というが、この条件文は以下の3種類に分類される。
或る事を事実として、一般論として仮定して、そこから帰結を引き出す文。条件文句...