映画『ターミナル』を選んだ理由:この映画でトム・ハンクスは、英語が全く出来ない役を演じる。東欧のクラコウジア(架空の国)からニューヨークを訪れた旅行者ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)が祖国の突然の軍事クーデターにより“無国籍”状態になってしまう。米国への入国許可が下りないまま、ナボルスキーは空港のターミナルで9ヶ月間も過ごすことになる。空港のターミナルで9ヶ月間過ごすシーンには、さり気ない米国の文化や習慣など、日米比較の勉強になる教材が含まれている。また、主人公は英語が話せないため、周囲の人々もゆっくり・聴き取り易い英語を話してくれる。そのため、字幕を使わないで聴き取りで会話文を書き取らせる、つまりdictation能力を身に付ける学習も出来る。
指導法
? 主人公がJFK空港についてから英語が全く出来ないシーンを3つ選択して見せる。
1. ナボルスキーが「合衆国に入国される目的は?」と質問を受けているシーン。彼は自分で用意した英会話用のメモを取り出し「タクシーを呼んで下さい。ラマダ・インに行って下さい。レキシントン街161番地です。」とメモを見ながら答え税関職員は「ラマダ・インへ?」と質問すると、ナボルスキーは「釣りは要りません。」と全く話が噛み合わない。パスポート提示を求められ税関職員が手を出してパスポートを要求すると、ナボルスキーは税関職員と握手をしてしまう。
2. JFK空港の税関国境保護局主任のフランク・ディクソンは、「あなたの祖国クラコウジアは軍事クーデターが起こり国境は封鎖され、パスポートは無効で無国籍人間である。つまり入国不可なのです。」とナボルスキーに説明をするが、彼はガイドブックを取り出し「ニューヨークの市内観光、ブルックリン・ブリッジ!じゃあニューヨークへ行きます。ありがとう。」と言って席を立つが「待って!あなたは米国に入国出来ないのです。」
映画『ターミナル』(トム・ハンクス主演、スピルバーグ監督)
映画『ターミナル』を選んだ理由:この映画でトム・ハンクスは、英語が全く出来ない役を演じる。東欧のクラコウジア(架空の国)からニューヨークを訪れた旅行者ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)が祖国の突然の軍事クーデターにより“無国籍”状態になってしまう。米国への入国許可が下りないまま、ナボルスキーは空港のターミナルで9ヶ月間も過ごすことになる。空港のターミナルで9ヶ月間過ごすシーンには、さり気ない米国の文化や習慣など、日米比較の勉強になる教材が含まれている。また、主人公は英語が話せないため、周囲の人々もゆっくり・聴き取り易い英語を話してくれる。そのため、字幕を使わないで聴き取りで会話文を書き取らせる、つまりdictation能力を身に付ける学習も出来る。
指導法
主人公がJFK空港についてから英語が全く出来ないシーンを3つ選択して見せる。
ナボルスキーが「合衆国に入国される目的は?」と質問を受けているシーン。彼は自分で用意した英会話用のメモを取り出し「タクシーを呼んで下さい。ラマダ・インに行って下さい。レキシントン街161番地...