民法総則①(2000字用)レポート

閲覧数4,808
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    タグ

    民法時効社会法律権利制度援用裁判消滅理由

    代表キーワード

    民法

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (設題)
     民法における、時効制度について論ぜよ。
    ※ 時効制度の意義、要件、効果について述べ、中でも「時効の援用」の性質について諸学説をまとめ、論者の見解を交えて論じてください。
    ※ 時効の中断、停止については、字数制限の関係から除いても良い。
    (解答)
     時効とは、一定の状態が一定期間継続することによって、権利の取得(取得時効)または、権利の消滅(消滅時効)という効果を生ずる制度である。例えば、他人の物を所有の意思を持って平穏・公然に二十年間占有するとその所有権を取得するとか、また、債権を十年間行使しないでおくとその債権は消滅するなどはこの例である。時効制度では、時の経過によって他人の物が、自分の物になったり、借りていた金を返さなくてもよい事になる。ある事実状態と真実の権利関係とが一致しない場合には、事実状態を権利関係に一致させようとするのが法の任務である。では、なぜ時効制度が認められるようになったのか、またその根拠は一体どこにあるのかについての学説は、多岐に分かれているが、従来主としてあげられているのは、社会秩序の保持、立証の困難、権利の不行使の三つである。そして、時効制度の根拠...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。