運動生理学概説

閲覧数2,996
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    運動生理学概説
    (1)糖質の消化
    糖の消化は口腔で始まる。唾液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトースにまで分解するが、口腔内での滞在時間の短さからわずかしか分解できない。膵液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトース、マルトリオースおよび分枝状少糖類と、分枝のない少糖類および若干のグルコースとに分解する。消化の仕上げとして、小腸ではスクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、トレハラーゼ、イソマルターゼまたは1,6-グルコシターゼなどの小腸分泌液がスクロース、マルトース、ラクトース、トレハロース、1,6-グルコシドを分解し、終末産物としてグルコース、フルクトース、ガラクトースなどの単糖類を生み出す。
    (2)脂質の消化
     脂質に対して、口腔内では舌リパーゼが、胃では胃リパーゼがトリアシルグリセロールを加水分解し、遊離脂肪酸と1,2-ジアシルグリセロールを主に生成する。また、胆汁は脂肪に働きかけ、乳化、酸の中和を起こし、コレステロール分泌の重要な担体にもなる。膵分泌液中のリパーゼ、コレステ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    運動生理学概説 「6.20特別レポート」
    学籍番号 A06-1623
    A類保健体育科 2年   田嶋 亮
    (1)糖質の消化
    糖の消化は口腔で始まる。唾液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトースにまで分解するが、口腔内での滞在時間の短さからわずかしか分解できない。膵液アミラーゼはデンプンおよびグリコーゲンをマルトース、マルトリオースおよび分枝状少糖類と、分枝のない少糖類および若干のグルコースとに分解する。消化の仕上げとして、小腸ではスクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、トレハラーゼ、イソマルターゼまたは1,6-グルコシターゼなどの小腸分泌液がスクロース、マルトース、ラクトース、トレハロース、1,6-グルコシドを分解し、終末産物としてグルコース、フルクトース、ガラクトースなどの単糖類を生み出す。
    (2)脂質の消化
     脂質に対して、口腔内では舌リパーゼが、胃では胃リパーゼがトリアシルグリセロールを加水分解し、遊離脂肪酸と1,2-ジアシルグリセロールを主に生成する。また、胆汁は脂肪に働きかけ、乳化、酸の中和を起こし、コレステロール分泌の重要な担体にもなる。膵分泌液中のリパーゼ、コレステ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。