子宮組織検査②試験切除(パンチ)
目的
子宮腟部、頚管下部、腟、外陰部にびらん、潰瘍、腫瘤がある場合、その部分の組織を一部切除し、組織学的に診断する方法である。しばしば用いられるのは、子宮腟部にびらんがある場合、それが癌であるか否かを鑑別する場合である。
必要物品
婦人科器械セット1(桜井式腟鏡1、子宮ゾンデ1、摂子2、マルチン単鉤鉗子1)、試験切除器1、さばきガーゼ1、一半クロール綿球、腟綿球2~3、滅菌手袋1、滅菌金属シャーレ1、アルト、0.025%ハイアミン液、標本ビン、10%ホルマリン液、生理食塩水、ヨードホルムガーゼ、クーパー1
方法
患者に診察台で載石位をとってもらう。下半...