硬膜外麻酔に関すること

閲覧数3,949
ダウンロード数35
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    障害神経血圧運動技術知覚合併呼吸目的意識看護看護学

    代表キーワード

    看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    硬膜外麻酔に関すること
    硬膜外麻酔とは
    硬膜外麻酔(epidural anesthesia)とは、穿刺によって脊椎の硬膜外腔へ局所麻酔薬を注入し、脊椎神経根部で刺激の伝達を遮断する麻酔法である。硬膜外腔は幅1~6mmのクモ膜下腔をとりまく空間で、内側は硬膜とクモ膜で境され、外側は色靭帯である。硬膜外腔の上端は大後頭孔の骨膜と接し、下は仙尾靭帯である。したがって注入薬液が脳に達することはない。また硬膜外腔は脂肪、血管網で占められ、体液はない。胸腔内圧との関係で陰圧(-1~-8mmHg)となっており、穿刺時の有力な手がかりとなる。
    目的
    穿刺部位と局所麻酔薬の注入量によって分節的な麻酔域を得る。
    局所麻酔薬の濃度を変えることで交感神経、知覚神経、運動神経をそれぞれ分離して麻酔することによりペインクリニックに利用する。
    硬膜外腔にカテーテルを挿入して留置し、局所麻酔薬を追加投与することにより、麻酔時間の延長や術後の疼痛管理に利用する。
    単独で用いられることも多いが、全身麻酔、脊椎麻酔(帝王切開の時)に併用されることもある。
    適応
    頚部以下の手術に適応となるが、頚部・胸部・上腹部...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。