小児看護学 健康障害のある児の特徴(観察)

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    資料紹介

    発熱のある児の看護
    大人の平熱は36.0~36.5℃前後だが、こどもの平熱は36.5~37.5℃程度である。これは生まれたばかりの新生児から小学校高学年くらいまで当てはまる。
    発熱は主に免疫系の細胞から分泌される内因性発熱物質(インターロイキンⅠ)によって体温調節中枢の設定温度が高くなった状態である。身体の生体防御反応であるため、むやみに解熱させることが逆効果のときもある。
    血液温度上昇のため起こる反応としては、①抹消皮膚血管の収縮、②立毛(鳥肌)、③アドレナリン分泌亢進、④ふるえ。
    そのため、倦怠感や発汗・不感蒸泄の増加がみられる。
    発熱の原因と随伴症状(観察点も含めて)  *は40度以上の高熱
    特徴 原因疾患 随伴症状(観察点) 緊急性の高いもの 熱射病 ○完全にぐったりしている
    ○意識消失 髄膜炎 ○激しい頭痛
    ○歩行や起立ができなくなる
    ○頸部硬直
    ○繰り返しの嘔吐 自然治癒可能なもの
      *ヘルパンギーナ
      喉にできる小水疱が特徴 感染症(二峰性発熱が多い)
     風邪の90%以上はウィルス性(約80種類)他に細菌、マイコプラズマが殆ど。生まれつき又は薬剤で一時的に抵抗力が低下

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    発熱のある児の看護
    大人の平熱は36.0~36.5℃前後だが、こどもの平熱は36.5~37.5℃程度である。これは生まれたばかりの新生児から小学校高学年くらいまで当てはまる。
    発熱は主に免疫系の細胞から分泌される内因性発熱物質(インターロイキンⅠ)によって体温調節中枢の設定温度が高くなった状態である。身体の生体防御反応であるため、むやみに解熱させることが逆効果のときもある。
    血液温度上昇のため起こる反応としては、①抹消皮膚血管の収縮、②立毛(鳥肌)、③アドレナリン分泌亢進、④ふるえ。
    そのため、倦怠感や発汗・不感蒸泄の増加がみられる。
    発熱の原因と随伴症状(観察点も含めて)  *は40度以上の高熱
    特徴 原因疾患 随伴症状(観察点) 緊急性の高いもの 熱射病 ○完全にぐったりしている
    ○意識消失 髄膜炎 ○激しい頭痛
    ○歩行や起立ができなくなる
    ○頸部硬直
    ○繰り返しの嘔吐 自然治癒可能なもの
      *ヘルパンギーナ
      喉にできる小水疱が特徴 感染症(二峰性発熱が多い)
     風邪の90%以上はウィルス性(約80種類)他に細菌、マイコプラズマが殆ど。生まれつき又は薬剤で一時的に抵抗力が低下...

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