91回薬剤師国家試験問64

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    91回問64
    ビタミンの過不足に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
    ビタミンKが欠乏すると血栓ができやすくなる。
    ビタミンAの過剰症として、頭蓋内圧亢進症が知られている。
    ビタミンB6が欠乏すると末梢神経障害である脚気を引き起こす。
    ビタミンDの過剰症として、高カルシウム血症が知られている。
      1(a,b) 2(a,c) 3(a,d)
      4(b,c) 5(b,d) 6(c,d)
    解答 5
    × ビタミンKが欠乏するとプロトロンビンなどの血液凝固因子が生合成されにくくなり、血液凝固遅延が現れる。
    ○ 
    × ビタミンB6が欠乏すると口内炎、舌炎、抹消神経炎を引き起こす。なお、末梢神経障害である脚気を引き起こすビタミンは、ビタミンB1である。
    ○ ビタミンDの過剰症として、高カルシウム血症、軟組織の異常石灰化、腎機能障害が知られている。

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