図画工作Ⅱ「造形遊び」における「みたて遊び」について

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     「造形遊び」における「みたて遊び」について
     みたて遊びとは、子どもが積み木、空き箱、空き缶、ストローなど、身の回りの様々なものを、電車、自動車、動物、家など自分なりにみたてて遊ぶことである。これは、3歳前後の象徴期にある子どものみたて・つもり活動を十分に広げ、材料にイメージをかかわらせて遊びを展開していくものである。みたて遊びで重要なことは、子どもを取り巻く環境、「もの」「ひと」「空間」などからの刺激が複合しあってイメージを広げ、多様な表現行為を触発していくのである。
     子どもは、イメージの中で遊んでいるようで、彼らのイメージの展開には大人には計り知れないものがある。そのため、大人の概念の...

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