私は教育実習での指導教諭の助言をきっかけに教科書に対して興味をもつようになった。助言の主旨としては、教科書は絶対的なものではなく相対的なものであるというものであった。教育実習を受けるまで私は、教科書は学習指導要領に沿った形で作られているのだから、どれを使ってもあまり変わらないのではないかと考えていた。そのため教諭の助言から教科書が民間の書物のひとつであり、特に社会科の場合、同じ単元でも教科書によってそこから喚起されるものが違うということを知ったことが、現在でも深く印象に残っている。そうした経験を経て、教科書の記述が子どもに与える影響について興味をもつようになった。
その中でも特に興味を持っているのは中学校の歴史的分野における教科書記述である。なぜ中学かといえば、民主主義を教えるという意味合いが小学校のそれよりも強く、政治の流れを中心としたカリキュラムが組まれており、抽象度も高く思想的だからである。そのことに加え子ども自身が14歳から15歳と非常に多感な時期であるため、おのおのの持つ価値観や人生観への影響をより大きくしているのではないかと私は考えている。そうした中で教科書記述の違いが子どもたちにどのように現れているのか具体的に知りたいと考えるようになったのである。
編入学におけるー志望理由書です。
志望理由書
私は教育実習での指導教諭の助言をきっかけに教科書に対して興味をもつようになった。助言の主旨としては、教科書は絶対的なものではなく相対的なものであるというものであった。教育実習を受けるまで私は、教科書は学習指導要領に沿った形で作られているのだから、どれを使ってもあまり変わらないのではないかと考えていた。そのため教諭の助言から教科書が民間の書物のひとつであり、特に社会科の場合、同じ単元でも教科書によってそこから喚起されるものが違うということを知ったことが、現在でも深く印象に残っている。そうした経験を経て、教科書の記述...