中国の点心
1.はじめに
点心の中で日本では餃子がよく食べられていて、身近なものとして挙げられます。僕もよく作ります。だから、僕は中国の点心の意味、点心の餃子について、また日本との違いについて調べてみようと思います。
2.点心とは
『点心とは、一言でいえば軽食のことである。そして、点心を食べることは、古くから中国人の生活に定着していた。彼らは、昼と夜の食事をきちんとすませ、その前後、つまり昼と夜の間のいわゆるおやつの時間に、また寝る前に夜食として、点心をつまむのである。ちょっと小腹を満たすといった感じだろうか。
中国人の一日の食生活は一般的に、二度の「吃飯」(食事をすること) と三度の「吃点心」からなる。もっとも最近では若者の食習慣の変化やファストフード店の隆盛によりこのかぎりではない。昼と夜の食事には、「菜」(おかず) と「飯」(ご飯、つまり主食) があり、しっかりと食べる。この間に軽く食べるものが点心なのである。点心は食べる時間帯によって呼び名が異なり、朝食に相当する点心を「早点」、午後三時前後のおやつに相当する点心を「午点」、夜十時ごろの夜食に相当...