地域教材開発の重要性は社会の動向を見据えながら、児童の社会の認識を深めると共に能力の育成に努めてきた社会科にとって常に付きまとう課題である。つまり地域の変化は子供たちにとって最も身近な社会科の教材であり、社会科にとって必要な「自己探求力」「自己行動力」を育成するには最適な教材であるといえる。
私の実家である旧大門町では、凧がとてもさかんであり毎年、「世界カイトフェスティバル」が開かれ世界から凧を上げに人が集まってくる。また読売巨人軍の創設者である正力松太郎は私の町出身であり、鳥取の里といった興味深い地名もあるなど教材にするものは多くある。その中でも特に取り上げたいものとして「川の氾濫」があ...