感情コントロール―感情コントロール・感情マネジメントとは

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    資料の原本内容

    以前より、漠然とですが、感情を論理でコントロールできないといけないなと感じていました。
    表現を変えると(語弊を生む表現かもしれませんが)、自分を客観的・論理的・抽象的に将棋の駒のように動かすといいますか、この「現実」、この「感情」から離れて、第三者の感覚でゲームの駒のように自分を冷静に操作できるようになりたいと思ったことがありました。
    自分は論理的な思考をしているようで、決してそうではなく、何ということはない、そのときの一時的な感情によって歪められた判断・決断をしているに過ぎなかったと反省させられる場面が今まで多々あったからです。
    しかし、結局は感情という問題に真っ正面から取り組んだことはありませんでした。
    感情などトリビアルなこと(些細な問題)にすぎないと考えて切り捨てていたのでしょう。
    再度、感情という問題が自分の中で大きなテーマとなったきっかけは、「感情産業」とか「感情マネジメント」という言葉・コトバをネットで偶然見つけたことでした。
    ※その他、同類のキーワードとしては、イメージトレーニング、メンタルタフネスというコトバもあります。
    ビジネス、そして、もっとひろく人生の幸せ・幸福とかいうことには感情がキーになっていることは確かなようです。
    どんなにお金があっても、出世したとしても、感情が上手くいっていなければ、その人は自分のことを不幸と感じます。
    ダイアナ妃や自殺した日本の某大臣も自分のことを本当に幸せとは感じることはできなかった(あるいは、不幸せと感じる割合のほうが高かった)のでしょう。
    その人が幸福かどうかは感情次第ということができないでしょうか。
    自分の感情さえ上手にコントロール(処理)することができれば、まさに何事も「住めば都」の状態になるというわけです。
    したがって、感情という問題にはきちんと向き合っていくべきだと思います。
    例えば、ビジネス上の大きな問題に対しては、これを問題として捉え、その解決に向けて論理的に対応していくのですが、日常や仕事上の小さなトラブル、ほんの些細なことなどからくるストレス、イライラに対してはこれをまともに取り上げ、対処しようとする人はあまりいないのではないでしょうか。
    意外とこうした日常の小さいな問題をほったらかしにしていることが、抑鬱(抑うつ)や不安といったネガティブな感情の原因となり大きな問題を引き起こしているのかもしれません。

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