コミュニケーションというと一般的に言語を使っているものだけを想像してしまうが、授業や観察する大切さを学んでいくうちに、言葉を使わないコミュニケーションの大切さに気がつくことができた。実習だけでなく日常を振り返ってみると言語的コミュニケーションだけでは自分の伝えたいことがうまく伝わらないことや誤解されてしまうことが多々ある。「目は口ほどにものを言う」ということも観察の大切さを学んだ今ならよく理解することができる。患者さんの視線や表情、顔色などからさまざまな情報を得ていくことがこれからの私の課題である。
看護師を目指す上でコミュニケーション技術は最も基本的で、最も大切な技術の一つだと思う。しかし、同時に今回の実習でコミュニケーションの難しさを教わった。このことを踏まえコミュニケーションについて考えてみようと思う。
私は友人たちと話をするのがとても好きでコミュニケーションはよくとっているほうだと思う。しかし、私が好きなおしゃべりとは異なり、患者さんとのコミュニケーションは技術であり、専門的なコミュニケーションだということを実習経験から痛感した。患者さんとの信頼関係をつくる上で自己を開示す...