抽象的な表現の訳出
1
the A of B
の構造
http://www.geocities.jp/eigojyukudesu/cyuusyou.html
1‐1
格関係を表す
of
(1)
主格関係(SVの関係)
the quick arrival of the doctor there
→
(2)
目的格関係(VOの関係)
the our passive acceptance of his words
→
1‐2
同格
を表す
of
「
the
A
of
B
」のA(1つ目の名詞)が同格を表す名詞のとき、
of
は「A、
つまり
B」という
同格
を表す。
the
A
of
B
the
hope
of his quick recovery
→
抽象的な表現の訳出
1 the A of B の構造
解説ページ
http://www.geocities.jp/eigojyukudesu/cyuusyou.html
1‐1 格関係を表す of
動詞から派生した名詞は
もともと他動詞?自動詞?
自動詞
他動詞
自動詞は目的語がとれ
ないので、ABの関係は
SV ( VS ) の関係になる
他動詞は目的語がとれ
るので、ABの関係は、
VO ( OV ) の関係になる
主格関係
目的格関係
(1) 主格関係(SVの関係)
the quick arrival of the doctor there →
(2) 目的格関係(VOの関係)
the our passive acceptance of his words
→
1‐2 同格を表すof
「the A of B」のA(1つ目の名詞)が同格を表す名詞のとき、
of は「A、つまりB」という同格を表す。
the A of B
詳述
漠然
the hope of his quick recovery →
【参考】同格名詞節を導く that
〈名詞+that 節〉という形で、名詞が「情報・認識・可能性・感情」のとき、that 節はその名詞を
具体的に詳述する働きをする。
I can’t believe the news <that he told me>.
名詞
名詞節(句)
慣用表現
□ Chances are that-
-という可能性がある
□ to the extent that-
-する限り
□ be of the opinion that-
-という意見である
□ on condition that-
-という条件で
□ come to the conclusion that-
-という結論に至る
□ to the effect that-
-という趣旨で
□ , with the result that-
そして-という結果となる
2 無生物主語構文・抽象名詞構文
2‐1 無生物主語構文
要件① SVOC、SVOO、SVA前置詞Bの構文である
要件② S=「人」以外である
(1) SVOC、SVOO
S
文型レベル
副詞的
訳出レベル
原因
V
―
O
C・O
主語
動詞
結果
The decreasing of smokers have been increasing non-smokers good life.
「喫煙者が減ったことにより、嫌煙者は快適な生活を送っている。」
Circumstances will dictate that we set certain cultural beliefs aside and admit that it is biological systems
that we are all dependent on.
「周囲の状況から、ある文化の考え方はわきにおいておいて、私達のすべてが依存しているのは、生態系
であると認めざるを得ないだろう。」
(2) SVA前置詞B
S
文型レベル
副詞的
訳出レベル
原因
V
―
A
前置詞
B
主語
動詞
目的語
結果
The decreasing of smokers have been providing non-smokers with good life.
「喫煙者が減ったことにより、嫌煙者は快適な生活を送っている。」
2‐2 抽象名詞構文
要件① SVOの構文である
要件② S、Oに抽象名詞がある
※ とくに、抽象名詞の部分は、『the A of B』の形で
あることが多い
S
文型レベル
副詞的
訳出レベル
原因
V
―
O
主語・動詞
結果
The decreasing of smokers have been increasing the good life of non-smokers.
「喫煙者が減ったことにより、嫌煙者は快適な生活を送っている。」