英語学概論 第二設題

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    資料紹介

    『現代の標準的英語と米語の相違を具体例を挙げて論ぜよ。』
    現在、標準的英語とされているのは、ロンドンを中心とする地域で用いられている教養ある人々の英語である。この英語は、15~16世紀のロンドンの英語を起源とする初期近代英語であり、シェークスピア(William Shakespeare,1564-1616)や『欽定訳聖書』(the Authorized Version, 1611)などの英語によって代表されるものである。これに対して、設題にある米語とは、アメリカ合衆国を中心

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    『現代の標準的英語と米語の相違を具体例を挙げて論ぜよ。』
    現在、標準的英語とされているのは、ロンドンを中心とする地域で用いられている教養ある人々の英語である。この英語は、15~16世紀のロンドンの英語を起源とする初期近代英語であり、シェークスピア(William Shakespeare,1564-1616)や『欽定訳聖書』(the Authorized Version, 1611)などの英語によって代表されるものである。これに対して、設題にある米語とは、アメリカ合衆国を中心とする地域において用いられている英語のことであるが、この「米語」いう呼称を用いることは適当ではない。なぜなら、アメリカの英語も英語の一種であって、別個の独立した言語ではないからである。したがって、“the American language”よりも“American English”つまり「アメリカ英語」の呼称が相応しい。そして、実際にこの「アメリカ英語」という用語が用いられるのは、それが標準的英語と異なる場合に限定されることが多いのである。
     アメリカ英語をイギリス英語から区別している特徴はいくつかあるが、最も顕著...

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