小学校教育で家庭科があるわけとは、大きく2つあると考えられる。
ひとつめの理由として、自分自身の衣食住をみつめなおすことができるというところである。普段の生活の中で、あたりまえになったことというのは、これといって意識しない。
小学校教育で家庭科があるわけとは、大きく2つあると考えられる。
ひとつめの理由として、自分自身の衣食住をみつめなおすことができるというところである。普段の生活の中で、あたりまえになったことというのは、これといって意識しない。そこを、学校であらためて授業や実習という形でみつめなおさせる。そうすると、普段の生活の中ではきづかなかった工夫、便利さをみつけることができる。その発見を得て、家庭にかえって普段の生活することによって、今の生活の尊さというものが理解できるようになるのではないか。家庭でそのようなことを教えるからいいではないのか、と思うかもしれないが、親自身も気付いていない生活の工夫というの...