<一人ひとりの学力を伸ばす学習指導について>
はじめに、一人ひとりの学力を伸ばす学習指導を達成するには、以下のことが重要になる。
学級の雰囲気づくり
子ども達は、学校での生活や学習活動において様々なストレスや不安を抱えていることを踏まえると、学級を心の居場所となるように、環境を整えることが第一に必要である。よりよい学級作りには、児童一人一人を把握し、きめ細かな個別指導していくことで、教師の助言や指導による解決ではなく、児童の自発的・実践的な解決できるようにするなど、子ども達が学校生活や学習において少しずつ自信や安心感を持てるように、学級の雰囲気作りに努めることが望ましい。
新しい学力観に立つ授業を目指す
新しい学力観とは、今までの詰め込み式授業のように知識だけを教え込むのではなく、学習の仕方や自主的な思考力や判断力、意欲、表現力を身に付け、自ら課題を解決できるような子どもの育成を指している。学級経営においては、協同する力や相互に励ましあう連帯感を育成する必要があり、達成感や学ぶことの本質に触れる授業を展開していくことが望ましいと提唱されている。
学習時のしつけを見直す
学習時のしつけ...