「小学校学習指導要領・道徳編」が述べている目標は平成10年改訂学習指導要領「第1章・総則」第1の2に示されている。さらに、学習指導要領「第3章・道徳」の第1において、「学校生活全体を通じて、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うことにする。」と述べられている。
この道徳教育の目標は、学校における全体的な道徳の時間も、各教科、特別活動及び総合的な学習の時間などの指導を通じて行う道徳教育も、常にこの目標の達成を目指して行われなければならない。
このような従来の方針に加えて、さらに、学校が家庭や地域社会と連携して、ボランティア活動や自然体験学習などを通じて道徳性が育成されなければなら...