1. 原理
この実験で使用するグルコースセンサーはグルコースオキシターゼを固定化酵素膜と酵素電極により構成される。このセンサーをグルコースを含む試料溶液中に挿入すると、グルコースはグルコースオキシターゼの作用によってグルコノラクトンと過酸化水素に分解される。この時酵素反応によって酵素が消費されるので酵素電極の検出部では酵素濃度が低下し、これにより電極の出力電流値は減少する。したがって、この電流減少値は試料中のグルコース濃度変化に依存するのでグルコース濃度を求められる。
4. 方法
1−電子天秤でビーカーにグルコースを0.1351gはかりとった
2−グルコースを蒸留水で溶解し25ml容メスフラスコに定容した。これを30mMとし、グルコース標準液とした
4−同様にグルコース濃度を25mMとし、三角フラスコに入れて攪拌した
5−グルコース濃度が未知の試料(グレープジュース)を20倍に希釈した−6−グルコース濃度が未知の試料(アップルジュース)を20倍に希釈した
7−グルコース濃度が未知の試料(グレープジュース)を40倍に希釈した
8−4〜7を試験管に移し替えた。シリンジを用いてセンサーシステムにそれぞれ30μl注入した
9−センサーの電流減少値を測定した
バイオセンサー
原理
この実験で使用するグルコースセンサーはグルコースオキシターゼを固定化酵素膜と酵素電極により構成される。このセンサーをグルコースを含む試料溶液中に挿入すると、グルコースはグルコースオキシターゼの作用によってグルコノラクトンと過酸化水素に分解される。この時酵素反応によって酵素が消費されるので酵素電極の検出部では酵素濃度が低下し、これにより電極の出力電流値は減少する。したがって、この電流減少値は試料中のグルコース濃度変化に依存するのでグルコース濃度を求められる。
目的
バイオセンサーの中でもっとも広く使われているグルコースセンサーを用いて原理と有用性を知る
器具、試料、試薬
ビーカー、試験管、試験管たて、三角フラスコ、25ml容メスフラスコ
マイクロシリンジ、パスツールピペット、メスピペット、グルコース、グルコースセンサー、グレープジュース、アップルジュース、電子天秤
方法
1-電子天秤でビーカーにグルコースを0.1351gはかりとった
2-グルコースを蒸留水で溶解し25ml容メスフラスコに定容した。これを30mMとし、グルコース標準液とした
4-...