【近畿短大通信】学校図書館メディアの構成の合格答案です。
【近畿短大通信】学校図書館メディアの構成
学校図書館メディアの構築の各段階(選択・収集、組織化,維持・管理)において、司書教諭が心得ておくことと具体的に行う業務について説明しなさい。各段階それぞれの手順や方法、注意点も踏まえて説明すること。校種(小学校・中学校・高等学校など)を限定して説明しても構わない。
1.はじめに
学校図書館は、単に図書を所蔵する場所ではなく、児童生徒の学習活動を支え、情報活用能力や読書習慣を育成する教育機関の中核的な学習基盤である。そのため、図書館に備えられるメディアは、教育課程の展開や児童生徒の実態に応じて計画的・継続的に整備されなければならない。司書教諭はその中心的な役割を担い、メディアの選択・収集、組織化、維持・管理の各段階で専門的見地と教育的視点をもって取り組むことが求められる。
以下では、それぞれの段階において司書教諭が心得ておくべきことと、具体的に行う業務について述べる。
2.選択・収集の段階
(1)心得ておくべきこと
選択・収集は学校図書館メディア構築の出発点であり、ここでの判断は図書館全体の質を左右する。司書教諭は、学校の教育目標、各教科の...