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【近畿短大通信】金融論

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    【近畿短大通信】金融論合格レポートです

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    【近畿短大通信】金融論
    設問1 トービンの分離定理について説明しなさい。(2,000字)
    1 トービンとその理論の背景
     ジェームズ・トービン(1918年–2002年)は、イェール大学を拠点に活動したアメリカの経済学者であり、1998年には経済学におけるノーベル記念賞を受賞している。彼はマクロ経済学、特に貨幣理論とポートフォリオ選択理論の分野で先駆的な業績を残した。
     1950年代、投資理論において画期的な進展があった。それがハリー・マーコウィッツによる平均・分散分析(mean-varianceanalysis)である。マーコウィッツは、資産の期待収益とリスク(分散または標準偏差)のトレードオフを分析し、複数のリスク資産を組み合わせて最適なポートフォリオを導出する手法を確立した。
     しかし、マーコウィッツの理論には重要な制約があった。それは、「リスクフリー資産(無リスク資産)」の存在が考慮されていなかった点である。すべての投資対象がリスクを伴うという仮定では、実際の投資環境に十分に適応できなかった。
     こうした状況下で、トービンは無リスク資産を導入することにより、ポートフォリオ選択をよ...

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