合格リポートです。丸写しではなく、参考にしていただければ幸いです。
①教育相談は、目的として「児童生徒が将来において社会的な自己実現ができるような資質・能力・態度を形成するように働きかけること」₍₁₎とある。しかし、児童生徒の教育上の問題や課題は複雑化、深刻化、そして多様化している。例えば、生徒指導提要に記載のある個別課題として、いじめ、暴力行為、少年非行、児童虐待、自殺、中途退学、不登校、インターネット・携帯電話に関する課題、性に関する課題、多様な背景をもつ児童生徒に関する課題と、10課題挙げられている。
いずれの課題も、担当教員だけでなく学校が一体となり、家庭および地域社会をも巻き込んだ「チーム学校」として取り組まなければならない。それではまず、チーム学校における職種ごとの校務分掌を確認する。
管理職の役割は、チーム学校のまとめ役として、学校の教育目標を掲げて、教員や各専門職の意識や行動を統制し、また共有しながら、一体となった教育相談体制が行われるようリーダーシップを発揮することである。
次に、学級担任の役割であるが、一番子供の近くにいる立場であることを生かし、子供の不安や悩みを傾聴して、課題の早期発見、早期対応に努めることが期待される。
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