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M5109日本文学史第二設題

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    資料紹介

    A評価です。
    明治、大正、昭和の文学の特質について、各文学思潮と文学者と作品の関係性に照らし合わせながら説明できていて良い。と講評いただきました。丸写しではなく、参考にしていただければ幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    M5109日本文学史
    第二設題 明治、大正、昭和の文学の特質を、それぞれの時代の特性を踏まえつつ、下記の各文学思潮を例にして具体的に説明せよ。
    明治初頭から10年代までの文学については、江戸時代からの戯作が引き継がれていた。また、明治維新以降の潮流から、自由民権運動を謳った政治小説や西欧作品を翻訳した翻訳小説、そして福沢諭吉の「学問のすゝめ」(明5)に代表される啓蒙文学も盛んであった。
    1.写実主義は、現実をありのままに描写しようとする創作方法である。坪内逍遥は「小説神髄」(明18)の中で、戯作にみられていた勧善懲悪や功利主義を否定して、「小説の主脳は人情なり、世態風俗はこれに次ぐ」と小説の本質を示した。
     二葉亭四迷は、「小説総論」(明18)を発表し、写実主義を支持した。「浮雲」(明19)では、主人公の心理描写を試みたリアリズム小説を、日本近代文学初の言文一致体で描いた。中世以降、文語と口語で乖離がみられており、書き言葉の口語体は使われてこなかったが、「だ調」の言文一致体で書くことで、写実主義の「ありのまま」を試みたのである。
    2.擬古典主義は、急進的な欧化政策への反動から、伝統的な...

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