佛教大学通信の教育方法論(ICT活用含む)2025年度の最終科目試験に合格(85点)したレポートです。限られた試験時間ですので、参考にしていただき、有効活用いただければと思います。
■設題:1.新学習指導要領では小・中・高校において、プログラミングが非常に重要とされており、小学校では既にプログラミング教育が必修化されている。プログラミング教育の導入の趣旨はどの学校種においても共通である。この導入趣旨を説明し、具体的にあなたが実践しようとする「プログラミング的思考力」を育成する教育内容を書きなさい。小・中・高のいずれかの教科と単元を挙げて説明しなさい。尚、1000字以上、3000字以下で適切な引用等を行いながら解答すること。
参考文献:『新しい教職教育講座教職教育編⑩教育の方法と技術』/篠原正典著荒木寿友著/ミネルヴァ書房(2018年3月)
■回答
まず、プログラミング教育の導入の趣旨について述べていく。『中央教育審議会では、「社会に開かれた教育課程の実現」として、「何ができるようになるか」だけでなく、「どのように学ぶか」に関して「主体的・対話的で深い学びの視点からの学習過程の改善」を示し』(引用:指定テキストp.189)ている。これに伴い、2017年3月に公示された小学校の学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善として、『(略)特に、各...