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無料公開資料多数! 東京福祉大学 社会福祉原論 1. 慈善組織協会(COS)について 2. 戦後における社会福祉理論の歴史的展開について 3. 福祉という概念について |
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東京福祉大学の社会福祉原論の科目修了試験のポイント1-3です。
科目名:社会福祉原論 科目コード:2012
参考にしていただければと思います。
他にも無料で公開している資料があるので、よろしければ見ていってください!
右上の推薦ボタンを押してくれるとうれしいです!
慈善組織協会(COS)について
1601年にイギリスで、エリザベス救貧法が制定され、初めての国家による組織的な救済が行われた。貧民の労働力の有無によって、有能貧民、無能貧民、児童の3つに分類した。制度の内容は、無能貧民を救済対象とし、有能貧民に強制労働を課し、児童には、徒弟奉仕などにより労働を促した。だが産業革命によって作り出された社会問題にエリザベス救貧法で対応することが困難であったため1834年に新救貧法が制定され、ワークハウスなどの救貧施設を運営し、救済申請者と面接をして救済の決定にあたった。
当時のイギリスは、資本主義のため、人々を助けることは経済的に有益ではないと考えられておりこの新救貧法により、公的な救済が厳しく制限される中、ロンドンでは慈善組織教会(COS)が慈善活動を推奨していた。COSは地区内で活動している公私の救済活動の情報交換のセンター的役割を担い、適切な救済機関への紹介を中心とする決定を行い、救済機関の分業を確立した。しかし、当時のCOSは、貧困を個人の生活や慣習の問題として把握し、援助の対象を「救済に値する貧困者」に限定する選別主義を採用していた。
イギ...