【教育心理学 レポート】
設題:教師の勢力資源およびリーダーシップの捉え方について説明し、それらを踏まえて学年(あるいは校種)に応じた児童生徒への指導行動・コミュニケーションのとり方について考察しなさい。
1)教師の勢力資源の捉え方
生徒児童が、教師の指示や指導に従ったり、注意や叱責に耳を傾けたりするのは、教師になんらかの「勢力」を感じており、その勢力に従っているのである。その勢力が教師の勢力資源である。主な教師の教育資源として、次の7つが挙げられる。
①親近・受容
「親近・受容」とは、親近感(児童生徒が教師に対して親しみやすいか)や、被受容感(大切にされていると思うか)に基づく勢力資源である。いつも無表情で元気がなく、話しかけにくい教師よりも、元気で声が大きく、話しかけやすく、時には向こうから話しかけてくれるような教師の方が児童生徒は心を開きやすく、親しみやすいと考える。前者の場合、授業は一方通行になりやすく、児童生徒が授業に消極的になる可能性が高い。しかし、後者の場合は、児童生徒の自主性を呼び起こし、意欲的に授業に参加する事が出来ると考える。
②外見性
「外見性」とは、教師の...