無料公開資料多数!他の資料も見てください! 東京福祉大学 公的扶助論 1. 貧困をとらえる3つのアプローチについて 2. 生活保護制度の2つの目的について 3.生活扶助基準の構成について

閲覧数113
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東京福祉大学の公的扶助論の科目終了試験のポイント1-3です。
    科目名:公的扶助論 科目コード:2043
    参考にしていただければと思います。
    他にも無料で公開している資料があるので、よろしければ見ていってください!
    右上の推薦ボタンを押してくれるとうれしいです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    貧困をとらえる3つのアプローチについて
    貧困とは、経済的に困窮している状態や、教育や医療など基本的なサービスが十分に利用できない状態であり、現代の日本においても経済格差による貧困が大きな問題となっている。そんな貧困の概念は多様であり、さまざまな観点から捉えることができる。本稿では、貧困を捉える主要なアプローチとして、絶対的貧困アプローチ、相対的貧困アプローチ、社会的排除アプローチの3つに着目し、それぞれの特徴と登場の背景について説明する。
     まず絶対的貧困アプローチとは、最低限の生活を維持できるかどうかを基準とする考え方である。ブースは、所得や職業的地位のほか、見苦しくない生活を送れているかを考慮して、労働者を8つの階層に分けて下位4階層を貧困とした。すると労働者の約30%が貧困状態であることが分かり、この調査を受けてラウントリーは、それぞれの世帯の家計支出や生活習慣を分析して貧困を捉えようとし、貧困を第一次貧困と第二次貧困に分類した。これらの調査により、個人的な問題として捉えられていた貧困が、社会的な問題として捉えられることになった。
     次に、相対的貧困アプローチとは、社会全体の所得...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。