漢文学第1設題

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    資料紹介

    佛教大学漢文学M5117の第1設題のレポートです。是非ご参照ください。 科目コードが違っても同一設題ならば対応できます。
    【第一設題】
    「漢文」とはどのような文体か、古代の中国で書かれたものが現代の日本で学ばれていることも視野にいれてその定義を具体的に述べよ。

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    佛教大学漢文学M5117

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.はじめに
     一般的に漢文は中国語で書かれた文で、中国人なら読める、という印象を受けるが果たしてそうなのだろうか。以前定時制高校に通う中国の成人女性は「漢文は中国語と違う」と漢文の学習に非常に苦労していた。このことから漢文は中国語の文とは違うということがうかがえる。一般的に「漢文」と聞くと日本語として読みやすいように、漢字のみの文章に一、二点やレ点などが打たれたものが頭に浮かぶがそのスタイルをもって漢文と呼ぶのだろうか。本レポートでは漢文の歴史や表記、文法を中心に漢文の文体について考察する。

    2 漢文の定義
     デジタル版『ブリタニカ国際大百科事典』では、漢文は

    古代の漢民族において、現代まで伝承されている漢字による文字言語およびそれで書かれた言語作品。漢文は朝鮮、日本、安南にまで広まり、使用され、言語作品が作成された。日本には、古く大陸からの渡来者がもたらしたが、次第にその外国語である中国語に返り点、送りがなをつけ、日本語文語文に翻訳しながら読む訓読法が発達し、固定化するようになった。外国の文字言語を自国の文字言語として機能させる際の、一つの独自のやり方である(①)

    また、『デ...

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