【慶應通信】刑法総論 参考答案【科目試験過去問】

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    資料紹介

    過去問配布が無くなった2024年度第1回科目試験以降の科目試験で出題された問題を基に参考答案を作成したものです。
    試験問題自体は掲載しておりませんが、参考答案内容を見ればどのような問題が出題されたか分かると思います。

    今後、2024年度第1回科目試験以降の過去問を入手することが出来たら、参考答案を更新する予定です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2025年度第Ⅰ回科目試験

    第1緊急避難
    1.緊急避難の制度趣旨と法的性質
    法治国家において、個人の権利・利益が侵害されそうになった場合、その回復は公的機関の任務に属し、私人による実力行使は原則として禁止される(自力救済禁止の原則)。しかし、公的機関の保護を求めていたのでは権利・利益の救済が不可能ないし著しく困難であるような場合は、例外的に、私人による実力行使が許される(自力救済禁止の原則の例外)。
    このような場合に行使される行為を緊急行為といい、緊急避難は緊急行為の1つである。
    そして、緊急避難の法的性質(刑法37条1項本文の「罰しない」の解釈問題)については様々な見解があり、今日の通説は...

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