佛教大学漢文学第2設題

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    資料紹介

    佛教大学漢文学M5117の第2設題のレポートです。是非ご参照ください。 科目コードが違っても同一設題ならば対応できます。
    【第二設題】
    日本人が「漢文訓読」で中国の古典を読む場合の利点と問題点について、文字・文法・音韻などの点から具体的に説明せよ。

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    佛教大学漢文学M5117

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    1 はじめに
     日本語はもともと文字をもっていなかった。日本人が最初に漢字に触れたのは1世紀ごろと推測されているが、本格的に日本で使用されるようになったのは4世紀後半から5世紀ごろと言われている。奈良時代には漢文が盛んに読まれるようになった。当初は外国語として読まれていた漢文が次第に「漢文訓読」という方法で読み解かれるようになった。この方法を用いる利点や問題点はどのようなものか。本レポートでは「漢文訓読」で中国の古典を読む場合の利点と問題点について考察する。

    2 漢文訓読について
     中国語には口語体である白話と文語体である文言がある。中国では昔から文章を書くときは文言を用いるとされており、漢文は中国の文語体で書かれた文章であり、古典である。現代において我々は漢文を「漢文訓読」という方法によって読み解いているが、奈良時代には漢文を音読していた。つまり漢文を中国語(外国語)としてとらえていたのである。しかし、この方法では一つ一つの漢字の発音を考える必要があるうえ、黒丸を打って翻訳するという方法が一部の知識層しかできないという問題点があった。次第に学閥が生まれ、黒丸打ちにも様々な方法が用い...

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