佛教大学日本語学概論 第2設題

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    資料紹介

    佛教大学日本語学概論M5111の第1設題のレポートです。A判定をいただいておりますので、是非ご参照ください。 科目コードが違っても同一設題ならば対応できます。

    【第2設題】
    以下の留意点をよく読み、自動詞と他動詞にはどのような違いがあるか、また、自動詞・他動詞といった動詞の分類方法にはどのような問題点があるか、3200字程度で述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 はじめに
     日本語の動詞は自動詞・他動詞に分類される。自動詞、他動詞の区別は学習者にとって難しく学習が進んでもうまくできない者も多い。本レポートでは自動詞と他動詞の違いと自動詞・他動詞といった動詞の分類方法の問題点について考察する。
    2 自動詞と他動詞
     自他動詞は目的語の有無という観点からの動詞の下位分類である。
     一般的に自動詞は「赤ちゃんが泣く」「窓が割れる」のようにヲ格の目的語を取らないもの、「「子どもは先生に褒められた」のように直接受身にならないもの」(『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(以下①と記す。p96参照)と考えられ、他動詞は「子どもはご飯を食べる」のようにヲ格の目的語を取り、「直接受身になるもの」(①p96参照)と考えられているこの定義で考えると「車が角を曲がる」「鳥が空を飛ぶ」などもヲ格が存在するので「曲がる」「飛ぶ」などの動詞は他動詞なのだろうかと思う。しかし「曲がる」「飛ぶ」などの動詞は『動詞の自他』(以下②と記す。)によると「いずれも移動の意味を持つものであり、そのヲ格は移動の行為が行われる場所を示している。奥津敬一郎氏はこの種のヲ格を移動...

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